宅建でした。
平成7年だったかと思います。
前年に簿記2級を取得して、資格試験にチャレンジすることの面白さを知った後でした。
宅建という初めての国家試験で、完全独学で勉強をすることを決意しましたが、今思えば、非常に無謀な勉強をしたと思います。
まず、過去問は全く解きませんでした。
基本書と信じたものだけを、ひたすら回しまくる。
これだけでした。
勉強時間は。通勤時間と営業職からの勤務時間中の細切れ移動時間だけ。
500ページ程度の参考書ただの一冊、これを12等分して、一ヶ月の勉強量を決めました。
それ以外は一切手をつけなかったです。
過去問の攻略なんて、今思えば当たり前の事なのですが、当時はしませんでした。
でも、コツコツ少しづつやってました。
本試験を迎え、ぶっつけ本番で問題を解くことは、とにかく非常に難しかったです。
試験後の感想、それは・・・「まあ・・・無理だろうなあ。。。」
なんて思ったものでした。
しかし、受験後に試験会場付近で配っていた回答速報を入手して、答え合わせをしてみたところ、34問も取れていたんです。
これにはちょっと驚きました。
ちなみにこの年は、28問が合格基準点でしたので、結果としては、かなり余裕を持って合格が出来たことになります。
今思うと、教材に関しては、決してあれこれ手を出してはいけないということかと思っています。
あれこれやって中途半端になるよりは、薄くても信じた教材をやってみることかと思うのです。
ただし、教材の中には、とても使えないものもありますから、その点はWEBなどで情報を得ればいいかと思いますね。
当時は、WEBもありませんでしたので、私にとっては、この宅建の基本書に出会えたのは運が良かったと思います。
この書籍は、現在も発刊をされています。
2chなどを見ても、宅建の短期合格者の多くが推薦をしていますので、いいテキストかと思います。
私は、今もこの書籍は本棚においています。
↓「らくらく宅建塾」という書籍です。
らくらく宅建塾
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