2009年6月28日日曜日

入院が決定

7/29から入院が決定しました。
手術前に放射線と抗がん剤でたたくそうで、4週間はそんな治療が続きます。
この間何と言っても暇でしょうから、何とか勉強を進めていって、8月の受験を目指してやっていく予定です。
ちょっと間が開いちゃったので、取り戻すのが多少大変かもしれません。。。

本日は大原の全答練ですねー。
私は受けることができませんが、あとで問題を入手して追いつきます。

2009年6月13日土曜日

今後のこと

木曜日に病理の結果が出て、診断の方は確定となりました。
食道がんとのことでした。

扁平上皮癌、
診断書には、進行型で「2型 潰瘍限局型」、一部「3型 潰瘍浸潤型」、一部「角化を認める」とかそんなことが書かれていました。
なんだか良く分かりませんが・・・。

ステージその他の詳細はまだ不明です。
大学病院への紹介状を書いてもらい、来週の水曜日にその病院を受診いたします。

程なく入院で治療に専念・・・ということになろうかと思います。

入院ということになれば、とにかく時間だけは沢山ありますから、その間は出来るだけ勉強を進めていこうかと思っています。
教材一式を病室に持ち込んで。。。
出来れば受験ができればなあ・・・と思いますね。

本日は、大原の総合演習の第3回目。
しかし・・・体調の不良感が強く、受講は無理そうです。
そして来週からは全国統一答練が始まります。
まずTACから、そして次の週は大原。
ただ、私のほうは、これらは受けることが出来ないと思います。
仕方が無いですねぇ。。。
これまで結構頑張ってきたつもりだったのに。。。

まあ、これも運命で仕方の無いことですから、自分に出来ることだけをやっていくしかないですね。

「人間万事塞翁が馬」

2009年6月6日土曜日

果たして受験ができるのか・・・

受験票が届きました。
受験会場は、早稲田大学ですね。
国税徴収法の試験日は、8月6日(木)の12:00~14:00です。

いよいよ秒読み。
大原では、本日は総合演習の第2回目です。

ただ、私のほうは受講が出来ませんでした。
前回のブログに書きましたが、胃カメラ検診を受けたためです。

検診は20分くらいだったでしょうか、かなり苦しかったですね。
特に組織を染めるための薬剤(ガン細胞だけは染まらないらしいです)を食道内に撒いた際と、病気の組織を3片採取する時は、エヅクやらムセルやらで、涙が出るほどでした。
いわゆる「生検」というヤツです。

終わった後、看護婦さんが担当の女医先生に、
「結果は一週間後でいいですか?」と確認、
それに対しその女医先生は、
「ううん、緊急で病理にまわすから・・・」と答えました。

エ!!・・・緊急で???
なにやら嫌な予感。。。
看護婦さんは、
「では、木曜日には結果が出てますから聞きにきてください」
「今日はこれで終わりですから、会計後、お帰りになられて結構です。」
とのこと。

その後、会計を済ますために待っていましたが、待てど暮らせど全然名前が呼ばれず・・・。
待合室は、私を含めて3人だけになってしまいましたので、
「ずいぶん掛かるなあ・・・、俺、そんな終わるの遅かったっけ?」などと思っていました。

すると、いきなり院内アナウンスで名前が呼ばれました。
「○○さん、診察室○番の前でお待ちください」とのこと。
診察があるとは一切聞いてませんでしたので、聞き間違いかと思ったのですが、2度名前が呼ばれて間違いでないことが分かりました。
再び悪い予感が・・・。

まず内科で・・・。
内視鏡の写真を見せられながら、
「病理の検査はこれからですが、「悪い物」の可能性が高いです。胃の上部のもので、当院でも手術が充分可能な筈ですから、これから外科の先生と打ち合わせてください。」
要約すると、こんな内容でした。

次に外科では・・・。
「食道下部に出来た潰瘍で「悪い物」の可能性が高いです。胃の手術であれば当院で充分可能ですが、食道の場合は、当院では充分な設備が無いので、他の病院に掛かられたほうがいいです。○○大学病院はいかがですか。紹介状を書きますので。」
とのこと。。。

「へ?」

いきなりの展開で、思考が廻りません。
そもそも、生検の結果もまだなのに、これほどあっさり告知してしまうものなのか。
それにここでは治療が出来ないって・・・!?
未だに、あまり実感が沸きません。
ただ、最後まで「癌」という言葉は、おっしゃらなかったですね。

「どれくらい進行しているのでしょうか?」とは、私。
「仮に悪性とした場合ですが、既に潰瘍が出来ていることや大きさから考えて、初期ということは無いと思います。」とは、先生。

とりあえず、大学病院への紹介状についての返事は保留。
紹介してくれると言う大学病院も良く分からないし。
箱根駅伝とかでは超有名だけれど。
実は、今回検診を受けた自宅近所のこの病院は、家内が3年前に極初期の胃がんの手術を受けていたために、もし癌であれば、ここがいいなあ・・・と漠然と思っていたので。
自宅からは歩けるし。
紹介するという大学病院となると、お茶の水なので自宅からは遠い。
「ただあまり待てませんよ」とは、先生。
「結果の出る木曜日にお返事させていただきます」とは、私。
「その間、もし具合が悪くなったら、緊急にいらしてください」とは、先生。
そんな・・・??まだちゃんと仕事もこなしているのに・・・、それもたった数日のことなのに・・・
とは正直思いました。

しかし・・・まあ。
一縷の望みは生検で良性の結果が出ることですが、今日のあまりに重い雰囲気からして、期待薄かもしれません。
とりあえず結果の出る木曜日に必要であれば紹介状を書いてもらって、その日のうちに、その大学病院にも行ってみようとは思います。


なお、癌でも胃ガンであれば、家内の時の経験から、早く手術をすれば8月の受験が間に合う可能性もありました。
でも、食道となると。。。
これはちょっと難しいのかもしれないです。


思えば、2月頃からあまり体調が良くなく、
4月にはいってからは、ひどく疲れやすくて、退社後に日課となっている勉強に身が入らなくなっていました。
このため、早朝に起きて、まだ疲れていないうちに1時間とか時間を確保して、マックで勉強をしたり。。。
3~5月が経理の繁忙期にあたり忙しかったので、そのための疲れかとも思っていたのですが。。。

ただ、どうも良くならない・・・というか、徐々に悪くなっている感じがする。
ガスターなどの胃腸薬は一向に効かないし・・・。
仕事も何とか1日持たしている感じで、帰宅後は、ほぼすぐに横になっていたり・・・。
(ただこの為、睡眠時間は充分すぎるほどの量を確保してましたね。)
ということで決断した検診でした。

でも、勉強は何とか続けないといけませんね。
もしかしたら、今年の試験も受けられるかもしれませんし。

2009年6月1日月曜日

総合演習問題

いよいよ、総合演習問題が始まりました。

受験してみた感想は、「かなり難しかった」というものでした。
これまでの定例試験などよりは、格段に上の難易度ですね。
ただ、授業中で全く触れていないか、又は極僅か触れるに留まったような論点を出題しているようなところもありましたので、この点で難易度が高いと感じられた部分も多分にありそうです。

理論は差押でしたが、この中の建設機械に関しての部分で、
賃貸借契約に基づいて機械を占有している人物が、その引渡しを拒む場合の手続きに関しては、完全に動産の差押とゴッチャになってしまっていました。
しかし・・・この部分、きっちり出来た人は、同じ速習コースでは多くなかったのではないかと思います。
授業の中ではあまり触れていませんでしたので・・・。
解答を書きながら・・・
あれれ・・・、動産の差押要件と、建設機械は差押要件そのものが違うので、この部分についてそのまま記述をしては理論が破綻してしまう・・・、という点には気づきながら、仕方なくそのまま動産の場合について書いたままに終わりました。
その他の、個別財産の差押要件について記述を求める問題もありましたが、これも特殊な論点が含まれていて、難しかったですね。

二問目の配当計算も、結局時間が足りず、最後までは書き終えることが出来ませんでした。

このため、今回の試験も、総合的にあまり出来は良くなかったといっていいと思います。

しかし、この配当計算においては、どうやら規定を書こう書こうとし過ぎていたようです。
規定よりも「事例分析」と「配当計算の結果」のみを記述すれば、充分合格答案になるようですので、今後は、そんな方向で答案構成をするようにしたいと思います。
これで、ほぼ、時間は半分近くに短縮できるかと思います。
これまでは、つまらない規定まで、律儀に全部記述をしようとしてましたので。。。
これでは、やはり、どうしても時間が足りなくなるわけです。
年齢的な部分から、若い方たちのようにはスピードを早くは出来ないものとは思いますが、それでもそんなにひどい差はないはずかと思いますし。。。
この点、割り切りも必要なのかもしれません。

仮登記についても、「抵当権の仮登記」に関して、
あれ・・・「これはどうするのだろう」と迷いながら、仮登記の抵当権とは言え順位保全として仮登記を入れているわけだから、配当計算に参加させないことはおかしいだろう・・・と考えました。
これについては、なるほど、本登記ではないので配当金は「供託」するとのことで、この点はスッキリ納得をいたしました。
担保のための仮登記でないところが、一つの特殊論点だったかと思います。
まあ、一回問題を経験してしまえば、こんなものは難しいものではないですから、今のうちに経験をしておくことが重要なんでしょう。

来週の第二回は、第二次納税義務と財産の換価手続きといわゆる「ぐるぐる廻り」あたりがその範囲になります。

ただ・・・。
私のほうは、来週の土曜は、受講できないことが確定してしまっていますので、翌日の日曜に補講でやってみるしかありません。


実は、土曜は胃カメラを飲むことになってしまいました。
もうしばらく前から調子が悪かったのですが、仕事も忙しく病院にもいけなかったため、本日有給をとって受診をして、検査の予約をしました。
しかし、胃カメラ・・・やだなあ。

まあ、やっと5月が過ぎ、繁忙期を完全に抜けましたので、勉強の方は、頑張って追い込まなくてはいけませんね。。。

2009年5月17日日曜日

大原「国税徴収法」の追加教材

先日5/16の講義時に、追加教材が3冊配布されました。
「特殊項目テキスト」
「応用理論テキスト」
「過去試験問題集」

3冊共に100ページ前後の比較的薄い教材です。

特殊項目、応用理論については、これまで講座内で履修済みの項目について、細かい内容を補完する位置づけになっています。
今回、大原で学んでみたことの感想ですが、講義の進め方にかなり工夫がなされていてるな・・・という印象を持ちました。
講義は、決してテキストに書かれている順番通りには進んでいきませんでしたし、受講中のページであっても、「この記載は今は無視しておいてください」というような感じで、飛ばしてしまうことも多々ありました。
これは、この国税徴収法の初学者でも、充分理解できるように配慮して講義を進行しているということかと思います。

国税徴収法は100%理論といわれる特殊科目であることや、また、民法や民事訴訟法・民事執行法などの知識がある方などは、前提となる基礎知識の関係から独学で学習される方も多い科目かとは思うのですが、それでも、やはり大原の講義を受けるメリットがあると思います。
市販のいわゆる「基本書」などは、そのすべての項目ごとに細かな論点まで記載されているのが普通で、まだ理解が出来ない段階からそんな枝葉の論点も見ていかなくてはならないことを考えると、独学での学習では、とても効率が悪いと思います。
この大原の速習講座と同程度の期間である、年明け1月からの学習では到底間に合わないのではないでしょうか。

そういった枝葉の論点を、一通り全体を回した後に、履修済み項目の復習をも含めて見ていくようになっています。
この点は、非常によく考えられていますね。
(決して、私は大原の回し者ではありません・・・よ。(苦笑)
多分、大手であれば、どこでもさほど変わりはしないと思います。)

過去問は平成10年度以降からのものです。
それ以前のものがないのが若干不満ですが、まあ、もしあったとしても私の場合はこなしきれないかもしれませんし、また、試験問題も最近はとみに難化しているようですから、あまり昔のものは意味がないのかもしれません。
しかし、この国税徴収法という科目、市販の過去問集がないのはどうかと思いますね。
何とかならないものでしょうか。
それから・・・。
理論のCD教材などは、是非とも出して欲しいです。
この科目って、他と比較すれば法改正が少ないはずなので、商品化しやすいと思うんですよね。
まあ、今更言っても・・・と言うことにはなってはしまいますが。。。


TACの国税徴収法の全国公開模試の申し込みを済ませました。
TAC全国公開模試

LECはどうしようかなあ・・・。
こちらは6回の講座形式になってるんですね。
問題演習は沢山受けたいのは山々なのですが、さらに講義などを受けて、これ以上の情報を入れたくない気もするんですね。
頭のキャパシティが付いていけないような感じなんです。。。
料金が12,000円(WEBのDLは10,000円)とさほど高くはないので、その点はいいんですけどね。。。
LEC2009年合格目標:直前答案練習講座

2009年5月10日日曜日

そろそろ直前期

税理士試験の願書が届きました。
今年の試験日程は、8/4(火)、8/5(水)、8/6(木)の3日間で、国税徴収法は8/6の12:00~14:00です。

そろそろ直前期という感じでしょうか。

ただ、私の場合、まだまだ学習が不足してて、このままの状態では、まず合格はおぼつかないように思っています。

定例試験の答案が戻ってきました。
本来は前回の講義時で返却となるはずでしたが、仕事の関係で受講が出来なかったために遅れたものです。
前回のブログでも書きましたが、出来は良く無かったです。
69点/63.7点平均

私の場合、常に時間が足りなくなるために、今回は解答の順番を入れ替え、第2問の配当計算から解き始めました。
このため、いつもと違って、配当計算のほうは充分落ち着いて解答が出来たために、37/40という高い得点となりました。
平均点が23.1点と、今回はひどく平均点の低い問題でしたが、これは問題文の中の
抵当権D:平成20年10月30日 設定登記、債権額 400万円、債権者 財務省
となっていた部分を、「担保を徴した国税」とするところが、読み込めなかった人が多かったためだと思われます。
「債権者=財務省」→国税の担保。
問題文の中では、情報がわずかこれだけでしたので、単にこの部分を「気づいたかどうか」が点数の差となっていると思われます。
実力の差ではなく単に運みたいなものであり、本試験でも、案外こんなところで明暗を分けることも多いのではないかと思います。

第1問目の理論の方はというと、こちらのほうは、ひどかったです。
32点/40.5点平均
いつもは理論のほうが点数が取れていましたが、今回は、まったく逆の結果となりました。
これは、とにかくスピードの不足が大きいです。
今回は、白紙答案の問を作ってしまいましたが、これは最初に解いた2問目の配当計算に時間がとられ、時間が足りなくなったことによります。
時間さえあれば、何とか多少は書ける問題でしたので・・・。

理論については、まだまだ完璧な暗記が出来ていません。
テキストの内容は、ほぼ理解は出来ている(と思っているだけかもしれませんが・・・)ので、その場で答案構成を考えて記述するようなやり方をずっとしてきています。
ただ、これでは、どうしても解答に時間が掛かるように思います。
理論暗記は解答時間短縮のためにも、必要なことなんだと思います。

国税徴収法に関しては、ガチガチの理論暗記よりもむしろ、理解の方が重要なのが最近の本試験の傾向だそうですが、しかしだからといって理論暗記なしでは太刀打ちできないということかもしれませんね。
まず最初に理論の暗記があって、その後の応用が重要ということなのかもしれません。

いやはや簡単な試験ではありませんね。。。

ただ、今回の講義前のミニテストは、ほぼ完璧だったと思います。
事例から第二次納税義務を負わせることが出来るか否かの判断を求める内容が、最も重要な部分だったかと思いますが、この部分は、まさにガチガチの理論暗記不要といった内容の問題でしたので、解答の中にキーワードをちりばめて、ほぼ答案構成が出来たと思います。
ただ・・・、余分なことを書いてしまいました。。。
問題文に、
「当該不動産の引渡し時に、甲社が国税を滞納していることを、乙社が知っていたとは認められない」
とあったので、
「乙社がこの事実を知っている必要はない」とわざわざ書いてしまいましたが、多分、不要な記述なんでしょうねえ。。。
こう言ったところところの判断も必要ですかね・・・。
ただでさえ、時間に追われる試験ですから。。。