2009年1月24日土曜日

ビジネス実務法務検定試験

2008年12月14日試験、商工会議所第24回「ビジネス実務法務検定試験」の合格証が、1月23日、届きました。
クラスは「2級」です。

↓合格証です。

(樹脂製のカード状のもので、裏面にカードリーダーが付いています。何のためか分かりませんが・・・)


しばらく資格試験の学習から遠ざかっていたために、年明けから始める予定であった税理士試験の勉強への足慣らしの目的で受験したものです。

何より、試験の「感」を取り戻したかったんです。
とはいえ、範囲が広いので簡単ではありませんでしたよ。。。

でも、もし・・・もし落ちたら「シャレ」にならないなあ・・・なんて感じてもいましたので、正直「ホッ」としました。

成績表も届きましたが、思ったより点数自体が取れていて、あいまいな問題肢がほとんど正解していたようで、これにはちょっとびっくりしました。

これはきっと、「試験の感」が戻ってきたと言うことかと思いました。


この試験を受験した感想ですが、このビジネス実務法務検定については、常識的ともいえる法律知識を、非常に幅広く学習できるという点では、おすすめの資格といえるかと思います。
「民法」「会社法」を核として、PL法、消費者保護法、個人情報保護法、特許や意匠・著作権などを学ぶことが出来ます。
こういう資格試験は他にはありません。
独立できるとか、就職に有利かとか、そんな点は疑問ですが、勉強する価値はとてもあるかと思います。
2級までは、そんなに苦労をしないと思います。
商工会議所主催の試験は、どれもそうですが、1級は「極めて難しい」ですからね。

例えば、簿記1級は、非常に難しいですよね。
私は簿記は2級を持っていますが、税理士試験受験に当たって、簿記1級を学習するつもりは全くありません。
税理士試験に関して、この簿記1級は受験資格の一つではありますが、簿記1級を勉強するくらいなら、初めから簿記論を勉強した方がいいと思っているんですね。
ただ、大学で経済学や法律学を学んでいない方については、これを勉強せざるを得ないところもあります。
もしかしたら、この簿記1級は、税理士試験の簿記論よりも難しいかもしれないのですが、それはそれとして、多分実務に行ったときのアドバンテージは大きいのかと思います。
2級簿記から工業が入ってきますが、2級を持っているのにもかかわらず、私自身工業簿記は全く自信がありません。
多分、無理かと思います。。。


ビジネス実務法務検定試験2級で使用した教材をご紹介いたします。


「ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト」

試験機関が出しているものですから、これが何よりも必須でしょう。


「ビジネス実務法務検定試験2級ケーススタディ」

試験問題の多くは事例形式で問われます(2級の場合です。私は3級を受験しませんでしたので、そちらのほうは分かりません)ので、2級の試験対策としては、上記基本書よりも重要だった気がします。

「ビジネス実務法務検定試験2級問題集」

前日に一夜漬けで問題集の全部をこなすつもりでいましたが、風邪を引いて寝込んでしまっていて、結局全部はこなせませんでした。(1/3位でした)


試験当日も具合が悪くて、試験会場までの電車の乗換駅で食べた昼食(きつねうどんでしたが・・・)を、試験会場の最寄り駅についた時、とても気分が悪くて、トイレに入って全部吐いてしまいました。。。

そんな最悪なコンディションで試験に臨み、何とか合格水準の7割は確保したかもしれない・・・とは思いながら、合格証が届くまでは、実は自信もなかったんですね。。。

まあ・・・本当に正直「ホッ」としました。。。

これで落ちてしまうと、税理士なんて、本当に難しいですからね。

この試験、通学や通信での学習は、共に不要かと思います。
上記の3冊だけの独学で、充分合格圏内に入るかと思います。

1級に関しては、それだけでは難しいかもしれませんが。。。

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