この今回の税理士試験「国税徴収法」の受講で、通学講座を選択したのは、以下の理由からです。
これは、私の考える通学講座のメリットになります。
①週一回の強制的な授業をペースメーカーとするるため。
通信教育等の自由な時間を利用しての学習は、ともすると、遅れがちになりかねないか・・・との不安がありました。この点、通学講座は授業をペースメーカーとするため、学習が遅れていくことはありません。
ただし、授業で学んだことは、次の授業までに確実に復習をしておかないと、授業についていけなくなる可能性もありますが、学習が終わらないで受験に臨むよりは余程マシと言えるかと思います。
②学校の教室での生の講義をライブで聴くという臨場感。
同じ講座を聴講するライバルが実際に教室にいることが、モチベーションの維持には有効のように思いました。また、同一科目での合格を目指す友人も出来る可能性があり、情報交換なども出来るかもしれません。
ただし、私はかつて「司法書士」の学習をLEC東京リーガルマインドの通学講座に通ってしていたことがありましたが、こういった難関資格受験者の方の中には、正直言って、お付き合いしない方が得策ではないかと思える方もおられたのは事実です。
こういう人達って、とにかく非常に詳しいんです。それは驚くほどです。
しかし、どういう訳か、答練でも中々上位には行けてなかったりします。
それでも法律論議には、とてもではないですけど、付いていけないんですね。
また、朝早くから予備校にいて、「主」みたいだったり。。。とか。
すっごく高価な専門書をいつも持ち歩いていたり。。。
勿論、税理士試験に関しては、今回が初挑戦ですので、こういった事に関して、税理士試験にも当てはまるのかはちょっと分かりませんが。
③疑問点を持ち越さずに質問が出来る。
先生が教室にいますから、授業中の疑問点を持ち越さなくて済みます。 授業の合間の休憩中、授業後、即座に質問をして疑問点を解消することが出来ます。
これは大きいと思いますね。
講義の内容を、すべて一回で理解できるなんていうことはあり得ないと思いますので。
ただ、質問は若干の勇気が要りますね。
また、あまり勉強をしていないと、そもそも質問も出来なかったりもするかとは思います。。。
④毎回、前回の授業内容に関する小テストを教室で受けられ、講師の方が見てくださる。
これもいいですね。
税理士試験は、記述式ですから、書くことに慣れないといけないかと思います。
これを、毎回、教室で限られた時間で書かなくてはならないことは、大きなプレッシャーになりますが、逆に大きなメリットになります。
☆☆☆
逆に、デメリットはいかがでしょう。
①ノートを取る時間が必要
ただ、この点については、最近は良く考えられていて、板書の内容をレジュメにして予め配るなどの工夫がなされています。
また、大原の「国税徴収法」の講座では、そもそもテキストに板書の内容を織り込むような工夫がなされていました。(ちなみに今年からだそうです)
このため、本日の授業では、聴くことに専念が出来ました。
要点のようなものを、ちょろちょろっと、テキストにメモ書きをした程度です。
②通いきることが難しい
確かに、止むを得ない事情で休まざるを得ない時があるかもしれません。
しかし、そんな時もフォローの体制があります。
同一進度の他の曜日、他の教室で授業が受けられたり、DVDでの有料映像補講や、無料の音声補講などのシステムがあります。
こういったところも良く考えられていると思いますね。
③授業中にうっかり重要論点を聞き逃してしまう
3時間の授業中、集中力を保ち続けることは難しいものです。ちょっとした気の緩みで、重要な事柄を聞き逃してしまうことがあるかもしれません。通信であれば、再度聞き返すことが可能ですが、通学講座ではそれが出来ません。
しかし、この点も②で述べた、有料の映像補講や無料の音声補講の利用が可能です。
特に、音声補講については、無料でありながら講義を休まなかった講座でも聞き返すことが可能となっていますので、この点の不安は皆無といえます。(但し、大原の場合です。他の予備校は別途お問い合わせください。なお、この音声補講は自分のメディアへのダウンロードになります。)
こういったところを考え、最終的に通学での受講を選択しました。
但し、今後、2科目目以降については、また別の選択をするかもしれません。
税理士試験に関しては、全くの初学者ですので、その為の不安の解消、何よりもそれこそが、通学講座を選んだ一番大きな理由になります。
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